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映画『NO』観てきました。



映画『NO』公式サイト

「とにかく痛快」と評判のチリ映画『NO』を観てきました。
1988年、ピノチェト大統領による独裁が続くチリで、大統領の信任を問う国民投票が行われるのですが、その投票も「信任されました」とアピールするだけのアリバイで、「SI(YES)」と書く人が大多数の見込みです。「YES派」も「NO派」も、選挙法で許された15分間のテレビコマーシャルで、国民にそれぞれの主張を訴えることになるのですが、その政見放送は深夜枠で流されることになり、国民は諦めムード。

「コマーシャルを見ている人はいない」「我々が勝つに決まっている」という2つの前提で始まったYES派は、大統領を賛美する歌を流し、軍服からスーツに着替えた大統領が民主化と経済発展を訴えることになります。そのための作戦会議がとってもリアルで笑えない内容なの。
「いざとなれば、国民を脅せばいいんですよ。昔に戻りたいのかと」
「この国は経済発展のおかげで、誰でも金持ちになれるようになった。誰でもだ。みんなじゃないけどね」
「大統領は不幸な国を経済的に発展させた。その上、愛国者だ」
といった発言が続き、適当なCMが作られることになります。
日本政府もこんな会議をしていそう…(^u^)

野党連合のNO派が勝つ見込みはほとんどなく、仲間内でも「勝つのは奇跡。神業」「今回は、啓発ができるだけでいい」といった後ろ向きな発言も出ます。大統領の悪政や暴力、拷問、行方不明者の多発を訴えるコマーシャルが作られそうになるのですが、一人の広告マンがその流れを変えることに。「チリ、喜びはそこに」という明るいジングルや、虹のロゴマークが作られ、小政党が違いを超えて「NO」に結集するのです。

その後のことは書きませんが、ワクワク~~~。
こういうワクワクを起こせば、日本も変わるんだろうなあ。

みんな、選挙にも行くんだろうなあ。

民主的な手段で、社会を変えたいなあ。

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『安達太良のあおい空~3.11の記録~』

二本松市(現在:期間限定で札幌市在住)の荒尾駿介さんから素晴らしい本が届きました。
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■あらおしゅんすけ詩集『安達太良のあおい空~3.11の記録~』+別冊付録『福島からの手紙』
著者:荒尾駿介
企画・編集:憲法9条・メッセージ・プロジェクト
出版:山猫軒書房(自主出版支援工房)
価格:制作実費+復興支援(別冊含む)=2,000円(送料実費)
詩集の問い合わせ・申し込み先:携帯電話090-5835-1188
Email:arasyunda4@kjf.biglobe.ne.jp(荒尾さん)

3・11以降、荒尾さんが書きためてきた詩は、福島県民の日常と心情を、リアルに表わしています。「そうそう、そうだった」と頷きながら読みました。福島県民ならものすごく共感すると思いますし、県外の方にも伝わるものだと思います。
しかもこの本がスゴイところは、原発事故や原子力ムラについての明解な資料集にもなっているところ。福島の事故がどうして起こったのか、これからどうなりそうなのか、原子力政策の裏には何があるのか、我々はどうすべきかについて、がっつりと解説されています。
別冊付録には、福島原発告訴団の類子団長ら福島県民の声も多数収録されています。ぜひぜひ、一家に一冊(^-^)/

新刊案内「みんなで学ぶ放射線副読本」

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みんなで学ぶ放射線副読本

福島大学の後藤忍先生(と福島大学放射線副読本研究会)の本が出ました!
事故後の2011年10月に文部科学省が発行した「放射線副読本」にに対して、学術的な立場から考察を重ねたアンサー本です。昨年、サイト上で電子ファイル(PDF)で公開されていた冊子が、出版社から正式に書籍として刊行されたんですって(^u^) 福島県のみなさんも、県外のみなさんも、特にお母さんとお父さんには、教育における「原発」の位置づけを知る上で、必読の書です。
美味しんぼの雁屋哲さんが、帯に推薦文を寄せてくださっています。曰く、「減思力を叩き出せ!」。
安全キャンペーンや帰っておいでキャンペーンの氾濫に、自分で考えることを手放しそうになってしまったら、この本を開き、「いやいや、私は自分で調べ、自分で考え、自分で判断するぞ!」と、思いを新たにしたいと思います。


● 本書で学ぶ5つのポイント
1 人工的な放射線は身近にあるべきではなく、管理されるべき対象です。
2 無用な放射線は浴びないに越したことはありません。
3 低線量被ばくの影響は完全には解明されていません。
4 情報を鵜呑みにしない判断力や批判力を育むことが大切です。
5 放射線被ばくによる健康リスクの公平性について考えましょう。

大賛成の大納得也~\(^o^)/

映画「死刑弁護人」を見ませんか?

今、ふくしまフォーラムでは、ドキュメンタリー映画「死刑弁護人」上映中(16日まで)です。

http://shikeibengonin.jp/
sikei.jpg

どんな映画かというと、オウム真理教事件、和歌山毒カレー事件、名古屋女子大生誘拐事件、光市母子殺害事件など、数々の死刑事件の弁護を担当する安田好弘弁護士のドキュメンタリーです。
「悪魔の弁護士」と陰口をたたかれながら、なぜ彼は弁護をするのか。
それは、、、映画を見て考えたいと思います。

郡山のみなさんには、12月5日に自主上映会があります。
安積町の根本正子さんが、たった一人で「ナカナカ映画の会」を結成、なかなか映画館では見られない映画を継続的に上映していこうとしています。来年も、「隣る人」や「モンサントの不自然なたべもの」など問題作を予定しています。フォーラム福島がない郡山では、非常に貴重な動きだと思います。
「赤字覚悟」だそうですが、なるべく赤字が少額で済むように、長続きするように、支えていきたいと思っています。

…ということで、チケット買ってください!
(私も預かっていますので、メッセージをください)

以下、根本さんからの転送*****
日程 12月5日(水) 午後1時から 3時から 6時から (3回上映)
会場 郡山市公会堂 (郡山市麓山)
主催は「ナカナカ映画館で観られない映画を観る会」(略称 ナカナカ映画の会 勿論赤字!)
チケット扱い:銀河のほとり(須賀川)、郡山市役所内シティーマート、うすい百貨店、あいコープふくしま などなど。郡山・根本正子(090-2845-1922)も取り扱っています。どうぞ。
前売券:大人・学生 1000円(当日1500円)、高校生:500円(当日も500円)
ほんとは高校生に観てもらいたいけどツテガ全然ありません(>_<)

*やっぱり、自分で考えて(判断力)行動するということがいかに大切か、今回の震災でわかりました。それにはマスコミや商業主義に載らない本物の映画を観たいということでじっくりと年数回自主上映してゆきたいと思います。ご協力どうぞよろしくお願いします。【郡山・根本】

映画「希望の国」

12月1日から福島フォーラムでロードショーされる「希望の国」を、試写会で観てまいりました。

「希望の国」オフィシャルサイト

映画の舞台は、福島原発事故後の20XX年の長島県。
海辺に長島第一原発を有する長島県では、再び原発事故が起こり、半径20kmが強制避難地区になりました。
強制的に避難させられた鈴木家と、道を一本隔てただけなのに避難地区外の小野家。
物語は、自宅に残ることを選択した小野さんところの老夫婦(夏八木勲さんと大谷信子さん)と、泣く泣く自主避難をする息子夫婦、避難所暮らしをしながら家族を探すヨーコを支える鈴木家の息子ミツル、その3組のカップルの生きざまを通して、原発事故のリアルを描いていました。
それはもうあまりにもリアルで、福島県民にはちょっと厳しい映画です(私も正視できないシーンや、涙ボロボロのシーンがたくさんあって、本当に見ているのがしんどい映画でした。特にラストがね、もう、見てられない)。

「これは見えない戦争なの。弾もミサイルも見えないけど、そこいらじゅう飛び交ってるの、見えない弾が!」

というセリフが出てきますが、まさに原発事故は戦争です。
映画の感想はまた今度。しんどい映画で心がザワザワです。

追記に「映画のあらすじ」があります。

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プロフィール

やいちゃん

Author:やいちゃん
福島県郡山市在住のフリーライター人見やよいと申します。「平和・環境・市民運動・脱原発」系の記事を書いています。立ち位置は、右でも左でもなく、ド真ん中王道だと思っています。こおりやま「楽笑村」 代表、原発いらない福島の女たち WEB担当、福島原発告訴団、フクシマ・アクション・プロジェクトなどで活動中。

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