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前川さん、大いに語る!

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前川喜平さんの講演会に行ってきた。ミーハー丸出しの1列目で、しっかり聴かせてもらった。前川さんは国会での発言同様、メモも見ずに自分の言葉で語り続けた。理路整然、ムダのないお話、あっという間の2時間半。メモと記憶でざっくりとレポート。

加計学園問題
何が問題だったかといえば、国家権力の私物化が行われたこと。現在ある16の獣医学部で、毎年1000人の獣医師が誕生し、需要を考えた場合、これ以上の獣医学部は不要。閣議決定された新設の4条件は、1点の曇りもなく…と言われるが、きちんと検討された様子もない。それどころか、特区諮問会議には、獣医学部について説明できる専門家が一人もいない。そして、京都大学のIPS細胞研究と連携する新しいプランを出してきた京都産業大学の方が、圧倒的に優れていた。
自分も証人喚問で呼ばれるなら、あと1回くらい国会に行ってもいいと思うが、これまでと同じ話しかできない。それより、加計さんと菅さん(今治市長)を呼んで、私が知らない事情を聴くべきだと思う。

夜間中学
現在、全国に31校の夜間中学がある。都市部に集中し、東北・北海道には1校もない。年齢に関係なく、学びたい人、学び直したい人が入学できる学校で、地方自治体が運営している。かつては昼間働き、夜通うという形態だったが、時代とともに、中国や韓国からの引揚者、不登校児、外国人に需要が移ってきた。2年前、超党派の議員立法で「教育機会確保法」が成立した。学びたい人を応援する仕組みはできたので、実現していくことを、自分のフィールドである教育行政の部分で、力になりたいと思っている。

質疑応答
――国会で隣に座る人たちをどう思うか。
気の毒だなあーと同情を禁じ得ない。苦しい思いでいるのだろうなと。自分も現役だったらあのような答弁をしていたかもしれない。――会津の教え「ならぬものはならぬ」をどう思うか。
ならぬものはならぬから、なぜならぬのかを考えられるようになることが大事。面従腹背であっても、批判的な精神で見ることが大事。
――前川さんが辞職するにあたって官邸の陰謀があったのか。
天下り規制法違反。それは明らかなものもあったし、私が知らなかった部分もあったが、責任をとって辞任したことに恨みはない。
内緒の話だが、2年前の9月18日、国会前に1個人として参加した。SEALDsの「集団的自衛権はいらない」のシュプレヒコールに呼応した。この日、1回しか出ていないが、参議院で可決されるこの日、きょう行かなければという思いで参加した。ここに参加していたことがバレていたら、事務次官にはなっていなかったと思うので、バレていなかった。
――官僚たちを応援するにはどうしたらいいか。
「本当のことを言う人を支えます」と意思表示する。国民こそ主人なのだから、あとは選挙。
――不登校の子は学校に行かなくてもいいと思ったきっかけは。
小学生のとき、奈良から東京に引っ越しをして、学校に馴染めず、不登校だった時期がある。
大阪の公立小学校で、どんな子どもでも受け入れているところがある。そこの唯一のルールは「自分がされていやなことはしない」だと聞いて感銘を受けた。
「親はなくとも子は育つ」というが、「ましてや学校をや」だと思う。学校に通わなくてもいい、フリースクールもあるし、夜間中学も各地に開かれていくべきだと思う。
――内閣人事局は、忖度に影響しているのか。
人事が一極集中したことで、政権に逆らえない仕組みになったと思う。あくまで、噂として「反対したから飛ばされた」という話が聞こえてくるようになった。今、メディアまで政権に掌握されてしまっていることが問題。しかし、NHKにも読売新聞にも、内部にはいい人がいると思う。
日本の教育は軍隊式で、自分の頭で考えさせないもの。そこが問題。
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イヴ・ルノワールさん講演会。

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フクシマ・アクション・プロジェクト主催で、フランスのNPO「チェルノブイリの子どもたち」会長、イヴ・ルノワールさんの講演会が開かれました。

チェルノブイリ原発事故が起こったときに、ICRPやIAEA、アンスケア(国連科学委員会)は、いち早く動いた。IAEAとアンスケアは構成メンバーがかぶっていて、同じ結論に向かって動いている。アンスケアは、自分たちの望む結論に相応しい論文だけを採用している。甲状腺被害以外の健康影響を被曝によるものだと認めるまでに、チェルノブイリでは10年もかかった。福島原発事故後、福島で行われていることは、チェルノブイリの頃よりもさらに「エートス」安全キャンペーンが強まっている気がする。エートスの中心人物は、医学の専門家ではなく、経済学者や数学者であり、原子力を経済的な面から判断し、健康影響を判断している。

…といった非常に不愉快で理不尽な話が続きました。ほんと、「あーーーあ…」です。

福島県は、そのIAEAと協定を結んでいるんです(2012年12月)。
福島県とIAEAとの間の協力に関する覚書及び実施取決めについて

「福島第一原発事故の放射線被ばくによる死亡あるいは急性の健康影響はない」とするアンスケア報告書を有難がって、大歓迎したんです。
国連科学委員会福島報告書の科学的知見について

そんでもって、「福島県環境創造センター」なる施設を200億円の復興予算で建設中。小学生に「低線量被曝安全神話」を刷りこもうとしているらしいんです。

極めて危険な流れではないでしょうか!

福島県知事選の結果、「県政の継続」内堀候補が勝てば、この安全神話路線は見直されることがありません。
原発事故対策の総見直しを掲げている「県政の刷新」熊坂候補に、票を集めたいです!


憲法記念日。

自民党は参院選の公約に、ついに96条改正を入れてきました。「改憲よりも先に改憲条件に手をつけようたあ~どういう料簡じゃ! なんちゅう姑息な! 議員の過半数で改憲できるようにしちまったら、過半数以上をとっている与党は、次々と憲法に勝手な改悪ができるってことじゃねえか、べらんめえ!」ですよ。
安倍首相、憲法96条改正「参院選の公約」

きょうは、毎年おなじみの「憲法を考える郡山市民のつどい」に行ってきました。講師は、福島大学名誉教授で福島県9条の会事務局長の真木實彦さん。国民が主体の日本国憲法を、国家が主体の憲法に改悪しようとしている自民党改憲案。さらにはこの夏の参院選では、とうとう公約に掲げて「何が何でも変えるんだ。まずは改憲の手続きだぁ~」という、おかしな意欲満々であることに警鐘を鳴らしておられました。
立憲主義のどの国でも、改憲には一般の法律の改正よりも厳しい仕組みが科せられているのが普通。3分の2以上の賛成なんて当たり前のコンコンチキで、アメリカではその上に州の賛成も必要だそうですよ。
日本も発議されたあと、国民投票による承認があるんだけれど、下限の設定がなくって、投票した人数の過半数でいいらしいので、改憲のハードルは低~く設定されちゃっているみたい。そこへもってきて、発議も国会議員の過半数でできるようユルユルにしちゃおうだなんて、図々しいにも程があるってもんです。

ということで、福島県9条の会では、「憲法96条先行改正に反対するアピール」署名を集めることに決めたそうです。全県的な世論形成につなげていきたい、とのことでした。署名用紙は・・・まだサイトには載ってなかったので、あとで問い合わせてみます。

女たちの一票一揆の動画です。

先日の、女たちの一票一揆動画がYouTubeにアップされていました。
http://www.youtube.com/watch?v=GOH_BI9jF_o

前半でわたしがキューバ報告をして、後半では増山麗奈(れな)さんが、ドイツの脱原発について話しておられます。さらには、鮫川村に建設されそうになっている放射性物質の実験焼却場の話や、IAEA(国際原子力機関)の話など、最新の福島報告が続き、その後、選挙に関する動きも発表されています。

(私のところはさておいて…)非常に中身の濃い院内集会となっておりますので、連休中、みなさんに観ていただけるとうれしいなっ(^u^)♪ と思います。

キューバ報告会。

昨日、第11回 女たちの一票一揆で、キューバ報告会をさせていただきました。おなじみの原発の話ではなく、希望の未来に向かう話だったので、話していても楽しくて楽しくて。どんなに楽しかったのかは、この写真を見てもらったら伝わるかなと思います。
真ん中の写真は『地球村』の友人たちと、東京駅の前でおのぼりさんしているところ。遠く岐阜県から来てくださったSさん、本当にありがとう。いつもいつも感謝です。
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報告会は、キューバの歴史、農業、防災、医療、教育、老後、と続き、最後はゲバラでしめくくって、ちょうど50分でした。目の前に大きな時計があったので、「もうちょっと話しても大丈夫かな」とか、「ここは端折って…」とか調整できて、大変ラクでした。

講演の後は何人かの方から、「あれ、本当~?」「キューバってあんななの?」と、驚きをもって訊ねられましたが、実際に見て聞いてきたことばかりなので、とりあえず「みんな本当♪」とお答えしました。
「私もキューバに行ったことがあるのよー。本当に素敵よねー」とおっしゃる方もお一人いて、「ねーねー、そうですよね!」と盛り上がりました。キューバのエネルギーに触れたら、みんな大ファンになると思いますヨ。

次回、また別な場所でもお話しさせていただけるかもしれません。昨日、いらしていた方から、ちょこっとオファーを受けました。キューバの話なら、どこでもいつでも話しますので呼んでくださいネ。キューバの話は、話していて、こっちが元気になります。このところのドタバタによる疲れも、すっきり吹っ飛びました。

みなさま、ほんとうにありがとうございました。

Appendix

プロフィール

やいちゃん

Author:やいちゃん
福島県郡山市在住のフリーライター人見やよいと申します。「平和・環境・市民運動・脱原発」系の記事を書いています。立ち位置は、右でも左でもなく、ド真ん中王道だと思っています。こおりやま「楽笑村」 代表、原発いらない福島の女たち WEB担当、福島原発告訴団、フクシマ・アクション・プロジェクトなどで活動中。

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