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高校生を安全キャンペーンに利用してはならない。

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福高生13人がフクイチを視察。高校生の視察が恒例行事になったりしないようにしてほしい。
フクイチ構内に子どもたちを軽装で立ち入らせるなんて、二度と起こってはいけない蛮行だと思う。バスの中だから安全だと、誰にも断言できないはずだ。視察中に大地震が起き、ガレキがバスの窓ガラスを割る可能性だってあったと思う。不測の事態が起きた場合、周りは高線量地帯なのに、どうして最低限の防護(手袋と足カバー)になったのか、さっぱりわけがわからない。
そして、この視察の許可を得るため、1年がかりで東電を説得した早野龍五氏、『廃炉図鑑』で高校生たちを指導した開沼博氏には、重大な責任がある。被曝限度量には個人差があるし、そもそも健康被害については答えの出ていない問題。もう安全レベルである、レントゲンや飛行機に乗るのと同じ、という偏った情報だけが「一次情報」ではないことを、賢い子どもたちにはわかってほしいと思う。

◆NEWS23の報道
http://www.dailymotion.com/video/x52x5fv
◆朝日新聞の記事
http://www.asahi.com/articles/ASJCL4STSJCLUGTB00G.html
◆毎日新聞の記事
http://mainichi.jp/articles/20161119/k00/00m/040/121000c
◆毎日新聞の写真10枚
http://mainichi.jp/graphs/20161118/hpj/00m/040/005000g/1
◆福島民報の記事
http://www.minpo.jp/news/detail/2016111936566
◆福島民友の記事
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20161119-128376.php
◆同行した糸井重里氏の報告
http://www.1101.com/home.html
◆同行した東大の早野龍五教授のTwitter
https://twitter.com/hayano
◆福高SS部が10月に行った報告会
https://www.koukouseishinbun.jp/2016/10/52347.html
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仏独・原発事情。

原子力災害情報センター(アウシュヴィッツ平和博物館併設)で行われた「脱原発への道 遠いフランス・進むドイツ」に参加してきました。講師は、飛幡祐規(たかはたゆうき)さんと梶川ゆうさん。飛幡さんはフランス、梶川さんはドイツ在住で、翻訳や文筆業に従事、そして現地で脱原発活動を続けておられます。つまり、わたしたちの仲間です!

●フランスの場合●
第二次世界大戦時、フランスはナチスに占領されますが、終戦間際にナチスを跳ね返して戦勝国となり、国連安保理の常任理事国にもなりました。このまま強国でい続けるためには「原子力」を所有する道を、国として選択しました。つまり、原子力は「国威」の象徴だというのです。国として推進し、エリート官僚たちが原発を推進し続けた結果、全国17カ所に58基の原発があり、エネルギーの75%を依存している状況。海沿いだけでなく、セーヌ河沿いなど内陸部にまで作られているそう。
高速増殖炉にもいち早く取り組み、スーパーフェニックス計画を推し進めました。77年には建設反対運動が起こりましたが、86年に稼働、その後、燃料漏れや冷却システムの故障が相次ぎ、98年に廃炉を決定。つまり、高速増殖炉は原発の先進国フランスですら諦めた計画であって、日本が核燃サイクルにしがみついているのは、やはりバカですね…。
反対運動によって建設を阻止できた原発はブルターニュ地方に2つほどあります。ただ、反原発をいうのは、ヒッピーか、一部の非科学的な輩、と思われていて、「反原発を書くジャーナリストは出世できない」ともいわれてきたそうです。
1986年にチェルノブイリで事故が起きた時、「放射能の雲は、国境で止まりました」とミッテランが演説した、というジョークがあるほど、政府は事実を隠蔽したそう(日本とそっくり)。ただ、「原発はおかしい」と思った市民も増えはじめ、日本の福島原発事故はフランスに大きなショックを与えました。現在は75%という高い依存率ですが、省エネによって20%くらいはすぐにも減らすことができるので、20年がかりで脱原発できるという声を出始めています。
最終処分場の問題も、指定した場所に地下水が出ることが判明するなど、難航しています。

●ドイツの場合●
ドイツは、東京のように大都市一極集中ではなく、地方に権力が分散しているため、各地で脱原発、脱化石燃料をめざす動きが始まっていたのだそう。化石燃料エネルギーの会社から投資を引き上げる動き、ダイベストメント(Divestment)も始まり、再生エネルギーを選択する人たちも増えていったといいます。梶川さんが住むベルリンでも、2050年までに再生エネルギーに切り替えることを決議。意識改革も進んでいるのだとか。非常に羨ましいです。
何よりも脱原発へ舵を切るに至った決定的事件は、福島原発事故。チェルノブイリの後も、南ドイツが汚染されて大問題になりましたが、技術大国の日本が事故を起こしたということで、原発の限界を国民が知るようになりました。メルケル首相も、脱原発を表明しないと票が取れないと判断し、脱原発のための技術委員会と倫理委員会、2つの委員会を立ち上げました。倫理委員会には哲学者や宗教家も入り、いけないことはいけないという結論を導きました。
ドイツ人気質として、コンセクエンス(consequence:帰結、結果、結論、結末、成り行き、因果関係)という考え方があります。こうしたら、どうなるのか、その結果に責任が取れるのか、徹底的に思考するというのです。そして「責任が取れる範囲まで行う」というのです。
ドイツ人と日本人は似ているとよく言われますが、思考の深さはまったく似ていません。むしろ、何があった時、「私のせいじゃない」と惚けるフランス人には、よく似ているのかもしれません。

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川内原発、いますぐとめて!

九電にメールしてみた。
原子力発電に関するお問い合わせフォーム

桜島、噴火警戒レベル4の報道に、胸騒ぎが止まりません。
川内原発の再稼働を進めるべきではありません。
燃料棒を安全に取り外し、万が一のリスクに備えるべきです。
万が一、原発事故が起きたら、その被害は福島の比ではありません。
日本列島全てが放射能の被害を受けます。
その責任が取れるのですか。
今なら間に合います。
再稼働を断念し、安全な状況を取り戻してください。
電気は足りています。

積極的平和主義ってこういうこと。

鳩山元首相がソウルの西大門刑務所歴史館で、独立活動家らをしのぶモニュメントに額づいて献花した。記者会見や講演会でも、お詫びの言葉を繰り返したそうで、ネットでは非難轟々だ。

「元日本の総理として、ひとりの日本人、人間としてここに来た」
「日本が貴国(韓国)を植民統治していた時代に、独立運動家らをここに収容し、拷問というひどい刑を与え命を奪ったことを聞き、心から申し訳なく思っている。心から申し訳なく、おわびの気持ちをささげていきたい」
「(70年談話には)植民地統治や侵略、それらへの反省と謝罪が当然含まれなければならない」
「反省とおわびは、傷ついた国々の国民が『やめてもよい』と言う時期が来るまで、続けなければならない」

鳩山さんの言葉は、一つひとつ頷ける。これが本物の謝罪じゃないかって思う。アベ首相がこじれにこじれさせた日韓関係が、一夜にして友好的になったし、鳩山さんのお詫び行脚のおかげで、70年談話に「侵略」を入れるか~「反省と謝罪」はどうするか~だなんていう姑息な相談を、お友だち有識者と閣内だけでコソコソ続けているアベ首相は、一気に度量の狭小な道化になったと思う。

自分が原発事故被害者になってみて、「謝罪」ってなにかが、初めてわかった。
まずは、加害者に事実を認めてほしい。
そして、反省して謝罪してほしい。
最後に、「二度と繰り返さない」と誓ってほしい。
この3つがセットになっていないと謝罪は伝わらないし、「もういいですよ~」は被害者側からいう言葉。加害者が勝手に「未来志向でいきましょう」というのは、東電や政府が勝手に賠償を打ち切るのと同じだと思う。ましてや、戦争の美化はあってはならないはずだ。侵略と虐殺の歴史を否定されるのは、「放射能で死んだ人はいない」発言と一緒だと思う。
日本はこれからも、「侵略と植民地統治の事実を認め」「反省と謝罪をし」「不戦の誓いをする」、この3点セットをせめて8月15日くらいは口にすべきだし、勝手な打ち切りはとても恥ずかしいことだと思う。被害者側から「もういいですよ。これからは未来志向でいきましょう」と言ってもらえて和解ができるまで、勇敢に誠実に謝罪を続けてほしい。
鳩山さんが示してくれた謝罪を、アベ首相にも、東電にも、見習ってもらいたいと思う。戦争法案も原発再稼働も、やっちゃいけないことだってこと、理解してもらいたい。

ありがとう、検審。ありがとう、補助弁護士。

きのうは、東京地裁に行き、「検審、ありがとう」行動を行いました(*^^)v 告訴団ブログにも記事と写真を掲載しましたが、みんな笑顔、笑顔。これまで、怒り顔や泣き顔ばかり掲載してきましたので、感慨深いです。コツコツ続けていれば、たまにはいいこともありますネ。
「東京検察審査会、ありがとう」(福島原発告訴団ブログ)

今回の検審について、弁護団から裏話の報告がありました。検審の委員たち(法律の素人11人の都民)に、事件の概要を説明するのは、検察官の役割。彼らは、自分たちが出した不起訴決定をひっくり返されたくありませんから、プライドにかけて、「なぜ不起訴としたのか」「起訴は困難」という説明を繰り返すわけです。
そこへ、補助弁護士という役割の弁護士が2名ついて、委員たちへ法律的な助言を行います。この補助弁護士たちは、経歴を見ると、原発訴訟に一度も関わったことのない人が選ばれていたとのこと。しかし彼らが、原発問題を猛勉強して臨んだところ、これは起訴できる案件だ、と考えてくださったのか、実に熱心にサポートくださって、今回の起訴に持ち込めたらしいのです。

そういう裏話を伺って、ますますこの裁判に希望を感じました。
しがらみにとらわれず、きちんと調べていただければ、「これはクロだ!」と思える明確な事件なんです。
裁判が始まるのは、来年だそうですが、息切れすることなく歩いていきたいです。

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Appendix

プロフィール

やいちゃん

Author:やいちゃん
福島県郡山市在住のフリーライター人見やよいと申します。「平和・環境・市民運動・脱原発」系の記事を書いています。立ち位置は、右でも左でもなく、ド真ん中王道だと思っています。こおりやま「楽笑村」 代表、原発いらない福島の女たち WEB担当、福島原発告訴団、フクシマ・アクション・プロジェクトなどで活動中。

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